健康

鬱病と仕事 人間関係・家族関係 

うつ病のきっかけ

〜鬱病はなぜ起こるのか?〜

ハッキリとした原因はまだよく分かっていませんが、脳で働く神経の伝達物質の働きが悪くなるのと同時に、ストレスや身体の病気、環境変化など、様々な要因が重なって発病すると考えられています。

環体験境的要因 

・幼少児期の厳しい体験

・家族や親しい人の死亡

・仕事や財産の喪失

・人間関係のトラブル

・家庭不和

・就職や退職、転職、転勤、結婚や離婚

・妊娠、育児、引っ越しなどの環境変化

 

身体的な要因

・慢性的な疲労

・脳血管障害

・感染症や癌、甲状腺機能の異常

・月経前や出産後、更年期などホルモンバランスの変化

・降圧剤、毛工避妊薬などの内服

 

~過度なストレスがきっかけになることも~ 様々なストレスの中で特に大きいストレス

・人間関係からくるストレス

・環境変化によるストレス

・喜ばしい出来事(結婚・出産・昇進)などによる環境変化

・悲しい出来事(身近な人の死・リストラ)などによるショック

 

*私達は常にストレスと同居しながら生きているのです。

 

~私たちの生活背景と社会~

私達は皆何かしら仕事をし、社会と関りながら生活している。生活が安定しているから仕事を頑張れたり、仕事が安定しているから生活も安定していると言えるでしょう。

人間社会の中で生きていくうえでストレスは切っても切り離すことが出来ない密接な関係にあります。

男性

既婚の男性であれば、奥さんの妊娠・出産などがあり、ある程度育児がひと段落しない限り、女性は子供の病気やケガなどで働くことが難しい環境下に置かれるのです。そのため、必然的に男性が家族を守るために負担を担わなくてはならない立場になるのです。

女性

その一方で育児と家事に追われる女性は、妊娠・出産で環境が大きく変化し、体の変化も感じつつ日々に追われ、家に籠らなければならない期間が生じるのです。誰かに頼ったり出来ればいいのですが、子供と向き合い、女親は現実に直面し、ひとりで乗り越えていかなければならないことが多くなるのです。

ー元気だった人が突然鬱になることもある。ー

~身近な人が理解を示すことで、鬱が治る手がかりとなりうる~

鬱になると活気がなくなり、勤務中に頭がボーっとしたりし思考能力が低下したりします。

気力がなく仕事が手につかなり、家でも身支度や整理整頓などが億劫になったりだらしなくなります。

これは本人が悪いのではなく病気が脳の動きを鈍らせているのです。

~周りでサポートする人達が積極的に鬱病を理解してあげよう~

鬱病は「心の風邪」と言われることがあります。これは「誰でもかかりうる病気」である例えとして使われていることです。

ですが、うつ病で苦しんでいる方が、風邪のようにゆっくり過ごせば治るようなものとは違います。

鬱病であるがために悩み、辛い思いをしているにも関わらず「怠けている」「やる気がない」などと誤解されてしまうことがあります。

うつ病の方々が、そういった無理解に苦しんでいることを解っていただきたいのです。

 

家族はひとつ屋根の下に暮らしているために、鬱で想い悩む姿を痛いほど目にします。

助けたい気持ちと、歯がゆい気持ちと、どうしてよいかわからない複雑な気持ちに向き合わされます。その気持ちは時間をかけたから解決するとういう問題ではありません。鬱という病気はかなりの長期戦なのです。

長期になればなるほど疲れは増し、家族も回復に希望を見い出せず気が遠くなってきます。

その問題は永遠に続いてしまうような気さえしてくるほどです。これは身近だからゆえに突きつけられる大きすぎる課題に変わっていくのです。

時として、家族も支えきれず ”共倒れ” ということもあり得る状況下にあるのです。

身近な家族が鬱病を理解し支えになってゆくことは、本当にとても大変なことなのです。

鬱病者とその家族は精も根も尽き果てている状態になりうるので、孤独に陥りがちであることを周囲は理解していなければならない。

鬱病の方だけでなく、家族も含め地域で支える意識が重要です。

誰にでも居場所が必要なように、みんなが ”自分はここにいていいんだ” と

思える地域づくりをみんなでに心がけてましょう。

きっと、みんなで作ってゆけば、良い環境になってゆくはずです!

~おわりに~

鬱病は誰にでもなりうる病気です。

様々な些細な問題を誰かに話し、慢性的にストレスを抱え込まない生き方は、免疫力や

ストレスの増大を防ぐことに繋がっていくことになります。身近な人に頼ってみてください。

 

家族は常にあなたのことを思っています。心を開いて話してみてください。

話すだけで気持ちが楽になり、道が開けるかもしれません。

私は、鬱病で苦しむ方が少しでも癒され、回復への道のりを歩んで頂きたくてこの記事を書くことにしました。参考になれば幸いです。