コントロール

物差しを捨てて生きてみよう

比較の世界

私達は常に比較の世界と共に生きていると言えるでしょう。 業績や成績、誰かとの比較、自分自身との比較・・・。 多岐に渡ってあらゆる側面から比較と検証がなされている。 ”比較” はとても分かり易く、その事柄についての情報を示してくれます。 比較はとても便利な物差しと言ってよいでしょう。 比較によって見えるものも大切な社会です。

便利な社会と変化

便利な社会とは一体なんなだろう?? しっかり立ち止まって考えたことはありますか?   ”社会が便利になる” ということは、どこか社会が忙しく変化してきて、猫の手も借りたくなるような現象のもとでしか起こらないように私は感じている。 仕事や生活が穏やかなら、求められるように世の中が変化することはあり得ないように思う。 求められるように変化する現状があるということは、何かに急かされて、突き動かされているからに他ならないのではないだろうか? 皆がたまには立ち止まり、世間を見渡したなら、きっと 私の感じている何かが、それぞれの立場から見えてくるに違いないと思うのです。

走り続ける社会

私達は常に社会の一員として常に走り続けている。 片時も休むことを許されることはない。 それはなぜなのでしょうか??   『走り続けることが良いことだ』という風潮が、存在しているからではないでしょうか? 大量生産・大量消費の意識がいまだに強く、時代は変化しているのに、その意識が社会を突き動かしているのです。

”傾き” を生み出す人間の思考

人間の基本的な考え方のクセは、『誰かがこれ良いよ』というと、ワーッと押し寄せる波の如くそれにかぶりつく。 何につけても同じことが言えるだろうと思う。 人間そのものが本能的に持ち合わせていることかもしれないが、”誰かと一緒” だということが ”安心する心理” ある。 噂話しだってそう。 噂を噂として処理できず、みんなが頷く方に流される。集団心理のなせる業とでも言いましょうか・・・。 これが、人間の持ってうまれた能力なのです。 この能力が良い方に働けば問題はありませんが、この”偏り”は『一方しか見えなくなる』というデメリットしか生み出さないという側面があるのです。

『出来る人』と『出来ない人』が生まれる社会

『走ることが良いこと』という表現がありましたが、、・・・どのように感じますか? ・・・もし、あなたが走れない人だったら。 ・・・ 走れる人は良い人=使える人 走れない人は悪い人=使えない人 社会に蔓延っている考え方はこれです。   自分自身が走れるうちは何も考えず、ただひたすらに走れば良いでしょう。ですが、時として走れたはずの自分の足が動かなくなる時があるのです。 ・・・ そうなった時に、自分の居場所はどこにあるのでしょうか? 何でも出来る時はそれで良いかもしれませんが、出来なくなった時、自分に何の価値も見い出せなくなってしまいます。 正しそうにして立っているその立ち位置にすら、何か間違えが存在するのかもしれません。 自分が今、どこにどのようにして立っているのか、今一度考え直してみる必要があるように思うのです。

人の欲

人には得て不得手があり、出来ること出来ないことがあります。 何でもできればカッコ良いし、誰にも頼らない姿は頼もしくも見えます。 ですが、そのカッコ良さこそが問題の引き金と言ってよいでしょう。 それは、人間の持つ欲に強く訴えてくる欲求なのです。 その欲求が、人との繋がりを弱め、自己満足を満たすために全力で動き始めてしまうのです。 人間はもともと、”自己を重要な存在と思ってもらいたい”生き物です。そのため、自己を満たすために弛まぬ努力をするのです。

社会は人と人とが織りなすもの

人には出来ること出来ないことがあると申しました。 出来ること、出来ないことがあるあるから『助け合う心』が生まれるのです。 確かに何でも出来る人が多ければ、生産性は向上するかもしれません。生産性が向上することはある側面から言えば、出来る人さえ居ればそれで良いという考え方の裏返しととれるでしょう。 そんなに生産性を求めたいなら『AI』に任せればよいのです。 『AI』なら完璧です。   でも、私達は人間であって『AI』ではないのです。 『人間』だから出来ること、『人間』じゃなきゃ出来ないことがあります! 人間には『心』があります。 心が人と人との繋がりを生み、社会を作って行くのです。 機械的な仕事ならば、機械に任せれば良いだけのこと。 何が出来る・出来ないという考えが自分だけの自己満足を満たすためだけのものでなく、人間同士が互いを助ける一助に変えることが出来るのも、人間のなせる業なのです。 いらない人なんていない。 誰もが誰かの心の支えになっている。 自己満足のための物差しを捨てて、自分が出来ることを探す旅に出かけましょう!!